地方在住サラリーマンが目指すFIRE:2025年12月の投資実績と市場動向

総括

明けましておめでとうございます。

FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指し、日々資産形成に取り組んでいる地方在住のサラリーマンです。

本稿では,2025年12月の投資実績と,それを取り巻く市場の動きを振り返ります。

市場トピックス

日本の新発 10 年国債の利回り 1.935 % まで上昇(12月4日)

2025年12月4日,日本の新発 10 年国債の利回り(長期金利に相当)は,一時 1.935 % まで上昇した。これは,2007年7月以来の高い水準となる。

上昇の要因としては,以下のことが考えられる。

  • 12月18日・19日に行われる日銀の金融政策決定会合で,政策金利を 0.75 % に引き上げるとの観測が強まっていること
  • 政府の補正予算や来年度予算にかかわる国債増発が予想されること

FRB 3 会合連続利下げを決定(12月10日)

2025年12月9,10日,米連邦準備制度理事会 (FRB) は金融政策を決める年内最後の連邦公開市場員会 (FOMC) を開いた。2025年9月から 3 会合連続で利下げが行われ,政策金利を 0.25 % 引き下げる。投票権を持つ 12 人の会合参加者のうち 3 人が決定に反対し,内部での意見対立も鮮明になった。

FRB のパウエル議長は,FOMC 後の記者会見で,今後の政策判断では,新たな経済データや見通しなどを慎重に見極める考えを示した。

  • 物価は上振れ,雇用は下振れリスクに傾いている。厳しい状況を乗り越えるためにリスクのない政策はない
  • ここ数か月で雇用の下振れリスクが増加し,物価と雇用のリスクバランスが変化
  • 今回の利下げ判断は,労働市場が徐々に冷え込んでいることが理由
  • 今回の利下げで政策金利は中立金利の推定範囲内となる。FRB は金融政策の調整の程度,次期を適切に判断できる態勢が整った。

利下げを巡る FRB 高官や連邦総裁の主な発言

  • ニューヨーク連銀 ウィリアムズ総裁 : 近い将来,政策金利をさらに引き下げる余地がある(11月21日)
  • シカゴ連銀 グールズビー総裁 : 利下げを前倒しし過ぎることに不安を感じている(11月20日)
  • FRB ウォーラー理事 : 労働市場はさらに弱まっており,12 月の 0.25 % 利下げは適切(11月24日)
  • サンフランシスコ連銀 デイリー総裁 : 労働市場について我々が先手を打てるという確信が持てない(11月24日)

日銀短観 3 四半期連続で改善(12月15日)

2025年12月15日,日本銀行は 12 月の企業短期経済観測調査(短観)を発表した。企業の景況感を示す業況判断指数 (DI) が,大企業・製造業で前回の 9 月調査のプラス 14 から 1 ポイント改善し,プラス 15 となった。

改善は 3 四半期連続となり,プラス 15 は2021年12月調査のプラス 18 依頼の高水準となった。先行きはプラス 15 と横ばいが見込まれる。

短観の改善は,利上げを模索する日銀にとっての追い風となる。

政策金利引き上げ(12月19 日)

2025年12月18,19日に開かれた金融政策決定会合で,政策金利を引き上げることを決めた。具体的には,政策金利誘導目標を 0.5 % 程度から 0.75 % 程度に引き上げた。

政策金利は,当時の公定歩合が 1.0 % だった 1995 年以来,約 30 年ぶりの水準となる。

日銀は2025年1月の決定会合で,政策金利を 0.5 % 程度に引き上げることを決めた後は,米国経済や高関税政策の不確実性が高いことなどを理由に,6 会合連続で政策金利を維持してきた。

植田和男総裁は記者会見で,「2 % の物価安定目標が実現する確度が高まった」と理由を説明した。

長期金利の代表的な指標となる新発 10 年物国債の流通利回りは 19 日午前,1.975 % で推移していたが,日銀の利上げ決定を受けて 2 % を突破。植田総裁の記者会見前には 2.020 % まで上昇した。

年末の日経平均株価,初の 5 万円台(12月30日)

2025年12月30日,東京株式市場の日経平均株価の終値は 50,339 円 48 銭だった。年末の日経平均株価が 5 万円台となったのは初めてである。

2 年連続で最高値を更新。前年末終値(39,894 円 54 銭)比では 10,444 円(26.2 %)上昇した。

東証証券取引所であった式典には,高市首相が現職首相として 3 年ぶりに出席。サッカー日本代表監督の森保一氏と並び,「来年のワールドカップの『サムライブルー』の活躍とかけて,高市内閣の働きぶりと解く。その心は,日本のために最後まであきらめず,走って,走って,走って,走って,走り抜いて勝利を勝ち取ります」と述べた。

国内株式

2025年12月,国内株式では 5 件の取引があった。

  • 12月1日,ハチバン 100 株 を @3415 円で買付
  • 12月2日,BRANU 100 株を @1392 円で買付
  • 12月8日,クスリのアオキ 100 株を @3380 円で買付
  • 12月17日,ニッスイ 200 株を @1180 円で買付
  • 12月18日,焼肉サカイホールディングス 100 株を @70 円で買付

9950 ハチバン

ハチバンは,北陸を中心に 8 番らーめんや和食店(八兆屋,長八,駅の蔵)を展開している。2025年9月17日につけた年初来高値 3535 円から 100 円程度値下がりしたタイミングで買付した。100 株以上保有の株主優待「2500 円相当の食事券」に期待している。

460A BRANU

2025年12月1日,東証グロースに上場した BRANU 株式を 100 株買い付けた。中小建設業向け各種 DX 支援に注目している。

新規株式公開のブックビルディングにも応募していたが,配分は得られなかったため,上場後に買付を実施した。

3549 クスリのアオキホールディングス

北陸最大手のドラックストア「クスリのアオキ」を展開する。生鮮を含めた食品と調剤を併設していることが強みであり,スーパーの M&A に注力している。

100 株以上の株主優待として,以下のいずれかを選択できる。

  • 株主優待カード 3 % 割引
  • Aoca ギフトカード 2000 円分
  • Visa ギフトカード 1500 円分
  • 地方名産品1 2000 円相当

年間 66,666 円以上,クスリのアオキで買い物すれば 3 % 割引で 2000 円以上の割引が期待できる。2024 年のクスリのアオキへの支払を確認したところ,32,106 円しかなかった。よって,株主優待は,Aoca ギフトカード,または,地方名産品を選択したい。

1332 ニッスイ

水産大手で加工・商事のほか,日本・南米で養殖もおこなっている。日本国内外で食品事業を展開している。

500 株以上で株主優待の権利が得られるので,今後,買い増しするか検討したい。

2694 焼肉サカイホールディングス

焼肉(焼肉屋さかい,肉匠坂井),寿司(平禄寿司),居酒屋(とりあえず吾平,村さ来)等の外食約 70 業態で 450 店を展開している。

過去 12 四半期の業績が不安定で,直近は純利益率が持ち直しつつも,営業利益率が弱い。そのため,自己資本比率の低下と有利子負債の増加が重なっている。

たった 7000 円で 100 株を買い付けることができ,株主優待の 10 % 割引券が 2 枚手に入るのは魅力的である。

最小単元の 100 株を買い付けたが,取り扱いは慎重にしたい。

投資信託

2025年12月、投資信託ではいつもの 5 件の積立を実施した。銘柄は以下の通りである。

  • たわらノーロード 先進国株式(NISA 成長投資枠)
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(NISA つみたて投資枠)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(NISA 成長投資枠)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(NISA 成長投資枠)
  • iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス(NISA 成長投資枠)

米国株式

2025年12月,米国株式の取引はありませんでした。

楽ラップ

楽ラップの定額積立 30,000 円/月を継続している。

金・銀・プラチナ

現物資産への分散投資として、金・銀・プラチナの定額積立を継続している。

  • 金 10,000 円/月
  • 銀 3,000 円/月
  • プラチナ 7,000 円/月

  1. 2025年5月は「寺岡畜産 能登カレー詰め合わせ」であった。 ↩︎

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