ゆるい Fire を目指すサラリーマンのポートフォリオを紹介します。サラリーマンであることを最大限に活かしたポートフォリオを目指しています。
リスクに対する考え方
金融商品を買って資産運用する際,リスクは切り離すことができない。筆者の年齢,収入,保有資産,今後のライフイベント,投資経験,性格より,リスク許容度は高めと自負する。
価格変動,為替,金利,信用,カントリーそれぞれのリスクについての考え方をまとめる。
価格変動リスク
株式や投資信託は日々,値上がりや値下げをしており,その振れ幅のことを価格変動という。日々の価格変動はあっても,長期的には上昇と考えている。短期的な価格変動リスクは受容する。
為替リスク
各国の経済状況によって,為替は変動する。米国や日本の株式をポートフォリオに加えること,オールカントリーの投資信託への投資を通じて,為替リスクをヘッジしている。
金利リスク
債券取引では「金利リスク」がある。債券価格と金利は反比例の関係にある。
- 金利が上昇すると債券価格は下がる
- 金利が下がると債券価格は上昇する
経済状況によって,政策金利はコロコロ変わるので,債券への投資はほとんど行っていない。
信用リスク
株式や社債を発行する企業が財務状況の悪化で債務不履行になる可能性をいう。株価が暴落することも起こりうるため,一つの企業への投資は避けた分散投資で,信用リスクをヘッジする。
カントリーリスク
投資している国や地域で金融危機や政情不安,紛争が発生し,その国の株式や債券などが大きく変動するリスクを指す。
安定した国や地域への投資を中心とすることで,カントリーリスクをヘッジする。
銀行口座の活用
H 銀行(2008年~)
私のメインバンク。給与の振り込みが行われるとともに,クレジットカードの引き落としが行われる。
通常の預金に加え,社会人 1 年目より定期預金 100 万円を保持している(急に現金が必要になったときのため)。
M 銀行(2002年~)
学生時代のメインバンク。アルバイトの給与振り込みが行われた。副収入の振込先にしている。また,PayPay の引き落とし口座として利用している。
U 銀行(2016年~)
過去に出向していたときの旅費を振り込むための口座。出向解除後は休眠状態。近くに窓口がないため,解約もできず塩漬け状態。
ゆうちょ銀行(1983年~)
学生時代,仕送りをしてもらうために利用していた口座。社会人になると仕送りがなくなり,休眠状態。ゆうちょにも 40 万円の定期預金がある。
ろうきん(2008年~)
サラリーマンのパートナーろうきん。組合活動で支払われる手当ての振込先である。また,賞与時のキャンペーンでは,景品がもらえる程度の定期預金している。
楽天証券での資産運用
2008年より楽天証券を活用し、国内株式・米国株式・投資信託の 3 本柱で資産運用を行っている。収支差額による貯蓄を不定期に投資元本として投入している。
楽天証券における資産残高の推移
楽天証券における資産残高の示します。2011 年から投資をはじめ,ほとんどの年で前年を上回っています。
楽天証券における実現損益
楽天証券における実現した国内株式の損益を示します。2012年,エルピーダが会社更生法の適用を申請したことに伴う損失が大きく,2012年は赤字でした。それ以外の年は黒字を続けています。
楽天証券における配当金
楽天証券における国内株式の配当金を示します。配当金を増やしていくことは,重要な課題と認識しています。
年金制度の活用
確定拠出年金(2008年~)
確定拠出年金のメリットを享受すべく,みずほ DC で拠出額が確定している年金を運用している(2025年10月現在,27,500 円/月)。
確定拠出年金のメリット
- 自分の判断で運用し,資産を形成できる
- 税制優遇が受けられる
- 拠出時の掛金は非課税
- 運用時の運用益は非課税
- 給付時,公的年金等控除,退職所得控除等の適用
確定拠出年金のポートフォリオ
確定拠出年金では当初,守りのポートフォリオを形成していたが,2025年より攻めのポートフォリオに見直すべく,スイッチングと配分変更を実施。
- スイッチング:既に積み立てた資産を他の商品へ預け替えること
- 配分変更:これからの毎月の掛金の配分割合を変更すること
確定拠出年金の商品別配分(2008~2024年)
2008年5月に設定した商品別配分を以下に示す。社会人になりたての頃に設定した配分にも関わらず,定期預金の配分が 60 % を占めている。残りの 40 % は日本と海外それぞれの株式,債券へ配分。
| 商品番号 | 商品名 | 配分 |
|---|---|---|
| 001 | みずほ DC 定期預金(1 年) | 30 % |
| 003 | ろうきん定期(スーパー型) | 30 % |
| 009 | 三井住友 TDC 日債 S | 10 % |
| 012 | 大和投信バリュー株 DC 底力 | 10 % |
| 014 | 日興インデックス海外債券 | 10 % |
| 016 | DIAM 外国株式オープン | 10 % |
確定拠出年金の商品別配分(2025年1月~9月)
2025年1月に設定した商品別配分を以下に示す。定期預金,債権の配分をやめて,株式への配分のみとした。日本株 40 %,外国株 30 %,新興国株 30 % としている。
| 商品番号 | 商品名 | 配分 |
|---|---|---|
| 010 | DIAM 国内株式インデックス | 10 % |
| 011 | フィデリティ・日本成長株 | 20 % |
| 016 | DIAM 外国株式オープン | 30 % |
| 046 | OneDC 国内株式インデックス | 10 % |
| 048 | 三菱 UFJ 新興国株インデックス | 30 % |
確定拠出年金のポートフォリオ(2025年10月~)
2025年10月,ライフクリエイトセミナーに参加したことをきっかけに,商品別配分を見直し。
すべてインデックス型の投信に見直し
| 商品番号 | 商品名 | 配分 |
|---|---|---|
| 010 | DIAM国内株式インデックス | 20 % |
| 046 | OneDC国内株式インデックス | 20 % |
| 015 | 野村外国株式インデF野村DC | 30 % |
| 048 | 三菱UFJ新興国株インデックス | 30 % |
確定拠出年金の評価損益
確定拠出年金の年金資産評価額,運用金額,評価損益を示す。
年金資産評価額の内訳
年金資産評価額の内訳を示す。
2025年より確定拠出年金のポートフォリオを見直したため,内訳が大きく変わっている。
(参考)みずほ銀行 DC 全体の初回設定来平均利回り
2024年6月末時点のみずほ銀行 DC 全体の初回設定来平均利回りは,7.08 % である。
業界総連年金(2010年~)
私が勤める企業の業界が運営している年金。月払(10 口 = 10,000 円)と半年払(3 口 = 30,000 円)の 2 本建て。大勝はしないが,確実に資産を増やしていける。
総連年金の仕組み
企業・団体の従業員・所属員が,自助努力による老後保険資金を準備するために,企業・団体を保険契約者として運営する団体年金商品である。在職中に積立てを行い,退職,退会等により保険料払込完了を迎えた後に年金または一時金を受け取ることができる。
リスクを抑制しつつ,長期にわたって確実なリターンが期待できる制度である。
拠出型企業年金(2016年~)
拠出型の企業年金は,利用できる枠を最大限活用している。
- 月払 : 20 口 20,000 円
- 半年払 : 2 口 20,000 円
財形制度の活用
財形貯蓄(2008年~)
社会人になってからコツコツと積み上げている。
財形給付(2008年~)
7 年に 1 度給付が行われる財形。約 40 万円なので,ちょっとしたことに使えそうだが,特に使い道がなければ,楽天証券の元本にする。
持株会の活用
従業員が利用できる持株会。会社の株価に左右される。
会社の株価が低迷していたとき,口数を増やしていたが,株価が若干持ち直した現在,口数を減らしている。
参考文献
- 楽天証券「行動ファイナンス研究レポート 2025 年版」
更新履歴
- 2024年12月5日 新規作成
- 2024年12月27日 確定拠出年金の説明を追加
- 2025年1月19日 確定拠出年金のメリットを追加
- 2025年2月24日 楽天証券における資産残高の推移,実現損益,配当金,確定拠出年金の評価損益,年金資産評価額の内訳を追加
- 2025年5月31日 確定拠出年金の実績を更新(2025年3月31日基準)
- 2025年10月4日 確定拠出年金の商品別配分を見直し
- 2025年10月28日 業界総連年金の説明を加除修正
- 2025年11月15日 加除修正
- 2025年12月13日 リスクの考え方を追加
- 2026年1月17日 2025年実績を追加